ハースF1チームは、今週末のF1イギリスGPでロマン・グロージャンのマシンを開幕戦オーストラリアGPの空力仕様に戻して不振からの脱却を図る。ロマン・グロージャンは、F1スペインGPでアップグレードを投入して以降、マシンを快適に感じられていなかった。グロージャンは元のスペックに戻すが、チームメイトのケビン・マグヌッセンは最新スペックを継続して、データ比較が行われる。
2台の違いは、フロア、ノーズ、フロントウィング、リアエンドプレート、そして、ターニングベーンとなる。ロマン・グロージャンは「バルセロナでアップデートが導入されたとき、僕は完全に納得できていなかった」とロマン・グロージャンは語る。「でも、データではそれが良かったことを示唆していた、それで我々はそれを搭載し、進めていった。でも、いくつかのレースでは最初のパッケージの方が本当に感触が良かったので、フィーリングという観点から戻したかった」「それにパフォーマンスの観点から最後の2つのレースは、何が起こっていたのかをもう少し理解する必要があることを証明している。シーズン開幕jに我々は非常に良い予選をしたからね」「中国とバーレーンでは何が起こったのか理解できていたと思うし、もっとうまくやれていたと思う。ポジティブだった。僕たちのペースはもっとポテンシャルがあると思うけど、最近のレースペースはそれほどポテンシャルはなかった」「最後の3レースの中からベストを引き出すことができたし、ケビンは予選で優位に立っていたけど、レースでは正反対で僕は彼をほぼ2周遅れにしていた。それでも16位だったけどね」ロマン・グロージャンは、チームのボスのギュンター・シュタイナーが、チームがここ数週間でうまくいかなかった可能性がある場所を見つけ出す機会を生み出すために元のスペックに戻すということを先導したと語る。「もちろん難しい判断だし、開発に関わるすべてのエンジニアにとって戻すことは非常に困難なことだ。でも、その一方で、センサーでは測定できないけど、僕たちのお尻が感じることができるとものがあるかもしれない」「それがここで戻すことにした理由だ。そのパッケージを使うことで、レースのスピードを上げるためにもっと多くの選択肢があるかどうかを確かめていく」「バーンリーにそれがあったのはラッキーだった。古いフロアと古いものすべてを見つけることができた」ロマン・グロージャンは、以前に実行されたことがないトラックで古いパッケージを試すことを心配はしていないと語る。「2台のマシンが2つの異なるパッケージを走らせてる。センサーでできる限り多くの情報を取得する。だから、僕たちが望むほど速くは走れていいないという事実に何らかの相関関係があるのであれば、それが僕たちが知りたいことだ」「それは週末に決まった。変更はあまりに大きし、いくらかのシャーシ成形を含む。でも、我々は週末にそれを実行しなければならない」