ロマン・グロージャンは、2018年のバトルの後、ルノーがハースF1チームを将来のライバルとして“恐れている”はずだと語る。ルノーは、ハースF1チームに29ポイント差をつけてコンストラクターズ選手権を4位で終了。だが、バトルはコース内だけに留まらなかった。
F1イタリアGPでは、ルノーが6位でフィニッシュしたロマン・グロージャンのマシンのフロアの違法性について抗議。グロージャンは失格となり、ポイントを剥奪されることになった。ロマン・グロージャンは、この抗議行動が、わずか3年でハースF1チームにルノーに脅威を与える存在となったことを示していると考えている。ルノーの抗議についてロマン・グロージャンは「素晴らしいスポーツマンシップの動きだとは思わない」とコメント。「でも、そうだね、僕たちは彼らを怖がらせたということだし、それは良いことだ。今後も彼らは怖がるはずだ」ロマン・グロージャンは、最初の2シーズンを8位で終えたハースF1チームはミッドフィールドのトップへと飛躍して“リーグを変えた”と考えているが、次のレベルに引き上げるためには製造などの分野で改善を続ける必要があると認める。ハースがルノーを倒すためには何を改善する必要があるかと質問されたロマン・グロージャンは「いくつかある。ひとつの例として、僕たちはパーツを製造していないので、外部でそれらを製造する必要があるし、少し時間がかかりすぎることがある」とコメント。「それはいくつか挙げることのできるひとつの例だけど、それがひとつだ。3日で済むものが、僕たちのチームには3週間かかるかもしれない」「フロアのようにね。僕たちはモンツァに向けてそれを変更する時間がなかった。それが唯一の理由だった」「パフォーマンスのゲインはゼロだった。完全にゼロだった。でも、僕たちはモンツァまでにそれを完了させることができなかったし、ルノーがそこを突いた」ロマン・グロージャンは、ハースのチームプリンシパルを務めるギュンター・シュタイナーは、改善が必要なエリアを認識しており、すでに状況を良くするために取り組んでいると語る。「ギュンターは十分に認識している。彼は状況について多くのことを理解しているし、彼のような人材がいるのは素晴らしいことだ」とロマン・グロージャンはコメント。「僕たちは頻繁に話wしているけど、彼は僕たちが改善する必要のあるものを把握しているし、僕たちはそれに取り組んでいる」「残りの部分はとにかく成長するプロセスだ。もっとパフォーマンスを上げたいし、速くなりたい、状況をもっと良くしたいというね」