ロマン・グロージャンのハースF1チームでの将来に憶測が流れはじめている。今季、ウィリアムズのセルゲイ・シロトキンとともに未だノーポイントを続けているロマン・グロージャン。だが、ハースのF1チーム代表を務めるギュンター・シュタイナーはこれまでグロージャンを擁護してきた。
しかし、ロマン・グロージャンはF1アゼルバイジャンGPでセーフティカー中に“ルーキーでもやらない”ようなミスで単独クラッシュ。前戦F1スペインGPではオープニングラップで2台を巻き込む単独スピンを喫して、3グリッド降格ペナルティを科せられている。元F1ドライバーのカール・ヴェンドリンガーは「チームがこれほど落ち着いてることに少し驚いている」と Servus TV にコメント。「ジーン・ハースがモナコで深刻な言葉を彼と交わすことが想像できる」ハースにF1パワーユニットを供給するフェラーリは、契約ドライバーのアントニオ・ジョヴィナッツィのためのF1シートを探しており、ロマン・グロージャンの後任として急浮上している。また、ゴシップ紙 Diario Gol は、フェルナンド・アロンソがロマン・グロージャンの後任としてハースに加入するという仰天プランを報道。フラビオ・ブリアトーレは、グロージャンのためにルノーと交渉しているとも報じた。また、ハース-フェラーリとは直接関係ないものの、メルセデスの契約ドライバーであるパスカル・ウェーレインもF1復帰への道が報じられている。トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは、パフォーマンスが疑問視されており、パスカル・ウェーレインはハートレーの後任として名前が浮上している。レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、ブレンドン・ハートレーをパスカル・ウェーレインと交代するという噂について「現時点でそのような意向はない」と語っている。