ロマン・グロージャンが、F1イタリアGPへの意気込みを語った。モンツァでのレースをどれくらい楽しみにしていますか?とっても楽しみにしているよ。昨シーズンは参戦できなかったし、レーシングドライバーとして全員が走りたい思っているレースだ。金曜日の午前中にプラクティスで初めて走るのが待ち切れない。
非常に歴史的な会場だ。素晴らしいロケーションになる美しいサーキットだし、レースも常に素晴らしい。モンツァのストレートに沿った貢献を走り抜けるのは特別なフィーリングだ。本当に熱狂的なファンがたくさんいる。でも、楽しみにしているのはレースだけではないと認めなければならない。イタリア料理も素晴らしいからね。滞在中にいくつかのレストランを訪れるつもりだ。サーキットのチャレンジは?デザイナーにとっては、空気をつるりと逃げるクルマを持つ必要がある。エンジニアにとっては滑りやすいクルマと直線でのエンジンパワーを最大限に生かすために適切なギアを決定しなければならない。クルマに乗っているドライバーにとっては、一年の最高速度から減速するヘビーなブレーキングエリアがいくつかあるので、コーナーをオーバーシュートしないように正しいブレーキングができるように慎重にならなければならない。週末にかなりのオーバーシュートを見られるだろうね。他の考慮点は?かなり暑くなるときがあるし、タイヤに厳しくなるかもしれない。それを考えれば、今回は僕たちのクルマにアドバンテージがあると思う。両方を願おう! 縁石をかなり使うので、スローモーションカメラにはいいかもしれないね! 基本的に素晴らしいトラックだ。このサーキットの思い出は?2011年にGP2シリーズで前回モンツァでレースをしたときは表彰台の上にいた。今年表彰台に戻れたら素晴らしいよね? もちろん、それを目指しているし、どうなるか様子を見てみよう。スパではライバルとは異なる戦略を採りましたね。モンツァでも似たようなアプローチを採る可能性はありますか?スパでのレース前半の僕たちの位置を考えれば、生のペースは僕たちの長所ではなかったので、異なることを試さなければならなかった。新しいタイヤでは、その前よりもグリップがずっと高くなったと感じたけど、タイムを取り戻すのが難しいのはわかっていた。僕たちは異なることを試したし、どうなるかは決してわからないものだ。レース中盤に雨が降れば、アドバンテージを得られる良い場所にいられたかもしれない。モンツァに関しては、プラクティスセッションで走って、全てのデータをチェックするまでわからないし、グリッドポジションがわかる予選を終えて、戦略のオプションを決めるつもりだ。でも、レースで対応しなければならないので決定はしない。どうなるか見てみよう。あなたはドライバー選手権で8位ですし、過去数レースで一貫してポイントを獲得していますね。それはポジティブな点ですか?そうだね。スパは3戦連続でのポイント獲得だったし、チャンピオンシップにとって良かった。ドイツのように僕たちは速かったし、全てがうまくいったレースだし、状況がもう少しトリッキーなスパのように簡単ではないレースでポイントを獲得できたのはポジティブなことだ。モンツァがポジティブなことを願おう。