ロマン・グロージャンは、今シーズン改善する必要のなる重要なエリアとして一貫性と忍耐強さを挙げた。昨年、ロマン・グロージャンは上位争いに絡む速さを見せた一方で、8戦でリタイア。他者を巻き込むクラッシュリタイアが目立ち、1レースの出場停止処分を受けた。しかし、ロータスは、ロマン・グロージャンのポテンシャルを信じ、2013年も引き続きレースドライバーに起用した。
ロマン・グロージャンは、ロータスの決断が正しいことを証明したいと考えており、どのように流れを変えていけばいいかを正確にわかっていると述べた。「昨シーズンから多くのことに取り組んできた。1つを選ぶのは難しい」とロマン・グロージャンは Press Association Sport にコメント。「僕が求められているのは一貫性だ。それは秘密ではない。常にスピードはあったけど、一貫性は必ずしも良いとは言えなかった」「なので、適切なバランスを見つけることが重要だ。仕掛けなければならないときの正しい動き、クルマに乗っているときにもう少し忍耐強くいなければならないときもあるだろうし、もっと多くのレースで完走しなければならない」「それが僕が取り組んでいることだし、成果を挙げてくれることを願っている」昨年、ロータスはコンストラクターズ選手権を4位で終えており、今年はさらに高い順位を目指している。ロマン・グロージャンは、ヘレステスト2日目にトップタイムを記録しており、ロータス E21に上位争いをするポテンシャルがあることを示唆した。「去年と比較してクルマのデザインや哲学はそれほど変わっていない。でも、あらゆるエリアで少しずつ良くなっている」「ベースラインはいいけど、バルセロナで取り組みたいこともいくつかある」「キミ(ライコネン)のフィーリングが、同じマインドで、彼がセットアップ面で同じ方向性に進めたいかどうかがわかればいいね」「でも、僕のフィーリングは去年のスタート時点よりもさらにいいし、それは最初としては良いポイントだ」「本当の答えはメルボルンということになるけど、これを続けられて、速さがあることを期待している」