アントワーヌ・ユベールが、2018年のGP3チャンピオンを獲得した。ART Grand PrixからGP3に参戦するフランス出身のアントワーヌ・ユベール(22歳)は、ランキング2位のチームメイトのニキータ・マゼピンに32ポイント差をつけて最終戦アブダビを迎えた。
ニキータ・マゼピンが優勝しても3位以上でフィニッシュすれば、タイトルが獲得する状況で迎えたレース1。3番グリッドからスタートしたアントワーヌ・ユベールはポジションをキープ。一方、ポールポジションからスタートしたニキータ・マゼピンは、2番手に後退した後、順位を取り戻す際にコース外でアドバンテージを得たとして10秒のタイムペナルティを科せられて5位でフィニッシュ。この結果、1レースを残してアントワーヌ・ユベールのタイトルが確定した。チームタイトルはすでにART Grand Prixが獲得している。GP3は、2019年からヨーロッパF3選手権と統合してFIA F3選手権としてスタートすることになり、アントワーヌ・ユベールはGP3最後のチャンピオンとなる。2016年にヨーロッパF3で8位、2017年にGP3を4位を終えているアントワーヌ・ユベールは、F1スーパーライセンスポイントを38点まで伸ばした。
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