ジョージ・ラッセルは、マックス・フェルスタッペンが将来メルセデスF1のチームメイトになるのであれば、その「挑戦」を歓迎すると語った。フェルスタッペンはレッドブルと2028年末までの契約を結んでいるものの、彼の将来に関する憶測は絶えることがない。
特にルイス・ハミルトンが2025年にフェラーリに移籍するという衝撃的なニュースを受け、3度のワールドチャンピオンであるフェルスタッペンがいつかメルセデスと提携する可能性があるのではないかと多くの人が疑問に思っている。サウジアラビアGPを前に、フェルスタッペンをチームメイトに迎えることについてどう思うかと尋ねられたラッセルは「先週バーレーンで言ったように、史上最高のドライバーであるルイスと並んで3シーズン目になるけど、彼と並んでかなりいい仕事ができたと思っている。だから、来年、あるいはこの先何年か、僕の隣に並ぶのが誰であっても歓迎する」と答えた。「挑戦は大歓迎だ。常にベストの相手と戦いたいけど、結局のところ、自分のことだけを考えている。僕は自分を信じているし、グリッド上の誰にでも勝てると信じている。そのメンタリティを持たなければならない」「さっきも言ったように、ここ数年ルイスをベンチマークにしていたことが、かなり良いベンチマークになったのは確かだ」フェルスタッペンが2024年シーズン開幕バーレーンGPで勝利を収めた。フェルスタッペンがメルセデスと契約することが現実的かどうか、さらに問われたラッセルは、チャンスがあればどのチームもこの現役ワールドチャンピオンを獲得したいと思うだろうと示唆した。「どのチームだって可能な限り最高のドライバーを揃えたいだろうし、今のマックスはグリッド上で最高のドライバーなので、どのチームもマックスと契約するチャンスがあれば100パーセント獲得するだろう」とラッセルは語った。「きっとエキサイティングなことになると思うよ」その一方でラッセルは2024年シーズンに向けて集中しており、ジェッダでより良いレースをしたいと願っている。開幕戦バーレーンのフリープラクティス2でメルセデスは好調な走りを見せたが、その後の週末を通じてチームはこのペースに及ばなかったようだ。ラッセルはW15が冷却問題に見舞われたため、最終的に5位でレースを終えたが、この問題がなければ表彰台争いに加わることができたはずだと考えている。ラッセルは、自分の車が冷却の問題の影響を受けていなければ、バーレーンで表彰台を争うことができたと信じている。「我々がバーレーンから導き出した結論は、このクルマにはポテンシャルがあるということだと思う」とラッセルはコメントした。「FP2のペースを見たとき、それは本物だったと思う。ルイスと僕は1位と2位だった」「おそらく全員がパワーを上げていたわけではないと思うけど、僕たちは本当に速かった。でも、レースでは冷却に大きな問題が発生し、意表を突かれた」「バッテリーとパワーだけで少なくとも15秒のロスがあり、タイヤへの影響を考慮するとおそらくそれ以上のロスがあったことは分かっている。チェコ(セルジオ・ペレス)が後ろにいたときの第1スティントであと数秒あればかなり便利だったので、チェコとカルロス(サインツ)とともに2位争い、表彰台争いに加わっていたと思う。本来のポテンシャルを発揮できなかったのは間違いない」ラッセルは、冷却の問題は修正が必要なものというより、むしろ「誤算」だったと語り、ジェッダで再びこの問題が起こらないことを期待しながらも、チームは木曜日のフリープラクティスでさらにテストを行う予定だと述べた。
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