ジョージ・ラッセルは、バーレーンで行われたプレシーズンテスト初日にメルセデス・W15を試乗し、2024年のF1世界選手権にむけて「ポジティブ」な スタートだったと最初の感想を語った。ラッセルはレッドブルのマックス・フェルスタッペンとともに終日走行した2人のドライバーのうちの1人であり、メルセデスがマシンを交換する間、多少の遅れはあったものの、初日を通して122周を走った。
メルセデスは「パフォーマンスよりも新車に関する情報収集に常に重点を置いている」と述べており、フェルスタッペンはペースから2.7秒遅れの12番手で1日を終えた。マシンを降りたラッセルは 「今日は初めてW15を本気でドライブできて最高だった。走り出しから、良いスタートが切れたと感じた」「多くの周回をこなし、今夜はたくさんのデータを得ることができた。今日はそこそこいいところで1日を終えることができたし、次の2日間でここから強化いくことができる」「僕たちはクルマの最適なスイートスポットを追求するのではなく、学習のために走行距離を最大化することに重点を置いている」レースで勝つことができなかった先代のW14と比較しながら、「全体的にW15は昨年のマシンよりも運転していて気持ちがいい」とラッセルは付け加えた。新型メルセデスW15での初日走行にラッセルは勇気づけられた。ラッセルはさらに、この1週間はテストパフォーマンスの駆け引きに巻き込まれることなく、メルセデスは自分たちの努力に集中するつもりだと語った。「フィーリングではなく、スピードが重要だということは分かっている」とラッセルは続けた。「とはいえ、今日はパフォーマンスを追い求めるのではなく、学ぶことが目的だった」「このテストでは自分たちのことに集中している。他のチームと比べてどの程度の差があるのかが分かるのは来週になるだろう。ポジティブな初日だったので、金曜日にマシンに戻るのを楽しみにしている」2025年シーズンに向けてフェラーリと契約したばかりのルイス・ハミルトンが、ラッセルに代わって木曜日のサヒールでの走行に参加する。
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