ジョージ・ラッセルは、2023年F1第20戦メキシコGP初日のフリー走行を10番手で終えた。ラッセルはルーキードライバーのフレデリック・ベスティにマシンを譲り、FP1での走行を逃した。プラクティス2でマシンに戻ったラッセルは、週末に向けて改善すべき点はたくさんあると考えている。
「ちょっとトリッキーなセッションだった」とラッセルは語った。「あちこちで雨が降っているし、ピレリのプロトタイプタイヤもあるし、フィールドは非常にタイトだ。ポテンシャルはあると思う。一晩でやるべきことがたくさんある」「正直なところ、予想外のマシンがトップ10に何台か入っていて、とてもタイトな状況だ。改善しなければならないことがたくさんあると感じているけど、それを行う機会もある」具体的に何を改善したいと考えているかとの質問にラッセルは「正直なところ、レースカーをもっと速くすることだ。今日はおそらく間違ったウインドウにいたと思う。ルイスと僕は2つの異なるセットアップを走らせていて、おそらく2人とも正しいウインドウにいなかった」「だから、おそらく両者の中間の位置が正しい場所なんだと思う。ネガティブなクルマになったり、ベストなコンディションで走れなかったりするのは、現時点ではフラストレーションがたまる」「でも、そういう難しい瞬間を通して、クルマがいい状態にあるときよりも多くのことを学ぶことができる。プラクティスとはそういうものだ」ジョージ・ラッセルマシンに戻れて気分は良かったが、今日のセッションは天候がまちまちで、FP2の終盤には雨が降ってきて、全員が連続周回で妥協を強いられた。難しいセッションだった。今日のセッション中はグリッドがタイトでトラフィックも多かったし、今週末に取り組む必要がある課題の1つだ。明日のQ3で上位に食い込みたいなら、マシンのペースも改善する必要があるけど、僕たちがそれを達成するために一晩かけてハードワークすることは分かっている」