メルセデスF1のジョージ・ラッセルは、2023年F1第18戦カタールGPの予選で2番グリッドを獲得。「かなり満足」だと語る。ロサイル・サーキットを1分24秒219で周回したラッセルは予選3番手につけていたが、2番手のランド・ノリスがQ3最後のアタックでトラックリミット超過のためタイムを抹消されたため、順位を上げた。
ラッセルはこの結果に満足し、日曜日にはチームメイトが自分の隣に並ぶことになると喜んだが、コースの砂の性質上、ハミルトンとポジションが入れ替わることを望んでいると冗談交じりに認めた。フロントロウを獲得したことに驚いているかと尋ねられたラッセルは、「とにかく、セッションの結果にはとても満足している」と答えた。「正直に言うと、P3にはかなり満足していた。このトラックはレーシングラインから外れると砂が多いからね」「グリップがあまりないから、レースでは3番手のほうがいいポジションだったと思う。とはいえ、今はルイスが僕の横にいてくれるし、僕たちは戦略的に協力し合うことができる」「マクラーレン勢が降格した今、僕たちは強い結果を出すことに照準を合わせている。マクラーレン勢は本当に速いので、ちょっとした戦いになりそうだけど、それについて考える前に2回寝なければならない」金曜日の午後に行われたプラクティスで、チームのロングランペースはどうだったかと聞かれたラッセルは「本当に奇妙だ。FP1は本当にチャレンジングで、グリップが低く、風も強かったから、トラックは砂埃がすごかった」と語った。「予選では風が少し弱まり、ラップタイムは1周目がFP1の最速ラップより2秒半ほど速かった」「だから、日曜日はまったく違う展開になるだろう。現場で学ばなければならないけど、明日のスプリントでタイヤの摩耗がどうなっているのか、1ストップになるのか2ストップになるのかがわかると思う」ジョージ・ラッセル「今日のP2にはとても満足している。FP1は本当に難しかった。グリップは低かったし、風も強かった。トラックは砂埃がひどかった。予選に出たときには路面温度も下がっていたし、風も落ち着いていた。ラップタイムは大幅に向上していた。クルマのフィーリングはセッションを通して良かったし、順位にも満足している。ルイスが3番手で僕の後ろにいるのは素晴らしいことだ。僕たちは戦略的に協力し合うことができる。特にマクラーレンとフェラーリが後ろにいるので、日曜日に良い結果を残すことを目標にしている。このままトラックの進化が続けば、グランプリはまったく違ったものになるだろう。現場で学ばなければならないけど、F1スプリントはタイヤの摩耗やベストな戦略について良い指標を教えてくれるだろう。明日が楽しみだ」