メルセデスF1のジョージ・ラッセルは、2022年F1第2戦サウジアラビアグランプリ初日のフリー走行を6番手で終えた。サイドポッドがほぼ存在しない急進的な“ゼロポッド”コンセプトでパドックを驚かせたメルセデスF1だが、バーレーンテスト以降、グランドエフェクト効果に副産物であるポーパシング(ポーポイズ現象)にどのチームよりも苦しんでいる。
ジョージ・ラッセルは、チームメイトのルイス・ハミルトンから0.1秒以内の6番手でセッションを終え、パフォーマンスで一歩前進を果たしたように見えるが、まだ課題は残っていると語る。「先週末バーレーンで直面したものと同じ問題がまだ発生している」とジョージ・ラッセルは語る。「レッドブルとフェラーリとのギャップを埋めるためにやるべきことがまだたくさんあることを僕たちは知っている」「今週末はポイント獲得のチャンスを最大化するために戦い、明日は予選で全力を尽くす」バーレーンで3位と4位のサプライズを獲得したメルセデスF1の幸運を念頭に置いてジョージ・ラッセルは「ここでは何が起こるか、できるだけ多くのポイントを獲得するために接触距離にいることが重要だ」と語った。