ウィリアムズF1のジョージ・ラッセルは、2022年のF1シーズンで昇進できなかったとしても、メルセデスの外に目を向けるという考えは“頭をよぎったことすらない”と語る。メルセデスF1の育成ドライバーであるジョージ・ラッセルは、2019年に3年契約でウィリアムズF1に加入。ルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスのメルセデスF1との契約期限が終了すると同時期にウィリアムズF1との契約が期限を向ける。
メルセデスF1は、2022年のドライバーラインアップについてルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスとの交渉を優先させる予定だが、ジュニアドライバーであるジョージ・ラッセルを昇進させるという選択肢もある。2022年にメルセデスF1への昇進が叶わなかった場合、メルセデス外に目を向けることを検討するかと質問されたジョージ・ラッセルは「メルセデスは初日から僕に忠実だったし、今のところ、頭をよぎってさえいない」とコメント。「彼らは僕を信じているし、僕は彼らを信じている。時が経てば分かる。僕がメルセデスにサインした2016年の初日から、コース上で仕事をしていればチャンスが訪れることは明らかだった。それはGP3、F2、そしてF1での僕のキャリアを通してそうだった」「当然、僕たちは2018年に3年間のサインした。どうなるか見てみよう。でも、現時点では、そのような考えは頭によぎってさえいない」また、ジョージ・ラッセルは、7回のF1ワールドチャンピオンであるルイス・ハミルトンが新型コロナウイルスに感染したことで代役を務めた昨年のF1サヒールGP後、ハミルトンと話さなくなったとのストーリーを破棄するよう動いた。ジョージ・ラッセルは、メルセデスF1でのデビュー戦となったF1サヒールGPで初勝利に近づいた。そのパフォーマンスにより、ルイス・ハミルトンが実力だけではなく、支配的なマシンがあったことで複数のタイトルを獲得してきたとの見方に拍車がかかった。その後、ジョージ・ラッセルは、レース後にルイス・ハミルトンと連絡を取り合っていないことを自ら告白し、二人の関係に亀裂が入っているとの噂を促した。しかし、ジョージ・ラッセルは、ルイス・ハミルトンとの関係は変わっていないと主張する。「僕に対する質問は『バーレーンの後にルイスと話をしたか?』だったので、話していないと答えた。他のレースの後も話すことはないからね」「僕たちはお互いにレースをしている。パドックでお互いに会ったら、話をするだろう。今年は会ったときには小さくフィスト・バンプしているし、それは2019年から変わっていない。去年のバーレーングランプリの前からね」「ルイスとの関係は、パドックの他の多くのドライバーと同じでまったく問題はない。自分とルイスの間に悪感情や問題はない」
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