ルイス・ハミルトンの代役としてメルセデスF1からF1サヒールGPに出場するジョージ・ラッセルは、わずか0.026秒差でF1キャリア初のポールポジションを逃したことに“がっかりしている”と認めるが、今週末もウィリアムズでレースをすることを考えていたので、フロントローは“大喜び”だと語る。ジョージ・ラッセルにとっては怒涛の週となった。今週末、ジョージ・ラッセルは新型コロナウイルスの感染したルイス・ハミルトンの代役としてメルセデスから参戦。そのニュースを受け取ったのは火曜日の深夜2時だった。
「本当にうれしい。ポールにかなり近かったので流石にちょっと悔しいけど、それでも4日間に今週末予選で2番手になると教えられていたら、相手がうんざりするほど喋りまくっていただろう」とジョージ・ラッセルはコメント。「昨日はいい日だったと思う。マシンに乗り込んで、チームと非常にうまく連携し、ラップを重ねて構築した。その後のFP3はひどいセッションだった。ミスをしたし、ハードに押しすぎた。あれこれ試したけど、実際にはうまくいかなかった」金曜日のセッションを席巻した後、ジョージ・ラッセルがポールポジションを獲得することを期待していた人もいたかもしれないが、ラッセルはメルセデスF1での素早い移行におけるチャンスについて現実的だった。「土壇場で飛び乗って、新しいマシンを学び、新しいエンジニアと仕事をして、セットアップを理解し、このマシンを速く走らせる方法を理解するのは本当に大変だった。まったく異なる状況だからね」とジョージ・ラッセルは語る。さらに、ジョージ・ラッセルは、経験豊富な9回のグランプリウィナーであるバルテリボッタスと戦わなければならなかった。「バルテリが何年にもわたって予選でルイスを大きくプッシュしてきたことは知っていると思う」とジョージ・ラッセルは続けた。「統計的には差は0.1秒しかないし、ルイスの素晴らしさは誰もが知っている。2日間の準備で土壇場でやってきて、バルテリのすぐ後ろにいることに満足している。明日何ができるか見てみよう」