ウィリアムズのF1ドライバーであるジョージ・ラッセルは、メルセデスF1からオファーがあれば、例え、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)とシャルル・ルクレール(フェラーリ)と言えども断ることはできないだろうと語る。2021年のF1ドライバー市場は、新型コロナウイルスのパンデミックによってレースが行われないことでやや複雑な状況となっている。
ルイス・ハミルトンはまだ2020年末となるメルセデスと新しい契約にサインしておらず、バルテリ・ボッタスの1年契約も2020年末で終了する。フェラーリのセバスチャンベッテルも2020年以降の契約延長にまだ合意していないが、1年間の延長が提案されていると伝えられている。そんな中、唯一、マックス・フェルスタッペンはレッドブルと2023年まで、シャルル・ルクレールはフェラーリと2024年まで契約を延長している。ウィリアムズと2021年まで契約が残っているジョージ・ラッセルは、メルセデスと育成契約を結んでいるため、空席ができた場合は最高のポジションにいると言えるが、もし、マックス・フェルスタッペンとシャルル・ルクレールにメルセデスのF1シートのオファーがあれば、二人とも断ることはできないだろうと語る。「僕の願望ははっきりしている。僕はワールドチャンピオンになりたい」とジョージ・ラッセルは Evening Standard に語った。「今のところ、僕はウィリアムズにとても忠実だ。彼らは僕にF1でドライブする機会を与えてくれた、それを忘れることは決してない」「僕はメルセデスと関係がある。当然、彼らは支配的な勢力であり、F1の全ドライバー、マックス(フェルスタッペン)やシャルル(ルクレール)でさえ、彼らを断ることはでいないだろう。多くの人々がメルセデスに加入したいと思っているはずだ」昨年、ウィリアムズでF1デビューを果たしたジョージ・ラッセルだが、厳しいデビューイヤーとなった。チームメイトのロバート・クビサより高いパフォーマンスを発揮したものの、競争力のないFW42によって、2019年のF1世界選手権で唯一ポイントを獲得できずにシーズンを終えている。だが、2018年のF2選手権でランド・ノリス(マクラーレン)、アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)を倒してチャンピオンを獲得したジョージ・ラッセルは、その業績が自分の能力を示していると自信をみせる。「僕たちの若いドライバーはある種の新世代だ」とジョージ・ラッセルは語る。「F1に出場し、以前にレースをしたことのある他の人々と競争しているのは素晴らしいことだ。F2で対等に戦っていたドライバーが今、グリッドの前方にいて、自分が後方にいるのは辛いときもある。でも、僕はそれがどのようなものかを知っている。プラスマイナスゼロだ。長いゲームを喜んでプレーする。僕はF1で15~20年のキャリアを望んでいるからね」「今どのようなことが起こっているとしても、、それが僕やランド、アレックスを定義するわけではないことを知っている。僕たちにはチャンスがある。正直、彼らのために幸せに思っているし、彼らが輝いていることを幸せだと言いえる。でも、僕にもチャンスが訪れることを願っている」
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