ジョージ・ラッセルは、2019年にF1デビューを果たす前にウィリアムズに溶け込むことが“不可欠”だったと語る。F2チャンピオン、メルセデスのヤングスターであるジョージ・ラッセルは、今年10月に2019年のウィリアムズのドライバーとして発表された。チームメイトのロバート・クビサは1ヶ月後にドライバーとしての起用が発表されている。
ジョージ・ラッセルは、自らクレア・ウィリアムズとパディ・ロウにミーティングを設定してもらいパワーポイントで自分の特徴を売り込むなど、積極的な姿勢でアピールしていった。そして、発表以来、ジョージ・ラッセルは将来の同僚のことを知るために全てのレース週末でウィリアムズに帯同しており、先月のアブダビテストでは2018年F1マシン『FW41』もテストしている。「正直言って、全員のことをより知るためにも、ウィリアムズと事前にグランプリを過ごしておくことは不可欠だったと思っている」とジョージ・ラッセルはコメント。「より安心して自分のフィーリングを説明することができるようになっている。僕たちはすでにチームの全員との紹介ステージを終えているし、それができたことに本当に満足している。すでに僕たちは長年一緒に仕事をしていたように感じている」ジョージ・ラッセルは、ウィリアムズが7ポイントしか獲得できず、コンストラクターズ選手権で最下位というチーム史上最悪のシーズンに続いてチームに加入することになる。ジョージ・ラッセルは、自分とロバート・クビサの来年のプライオリティは、お互いに戦うことではなく、ウィリアムズの順位を元に戻すことだと語る。「来年の僕たちの目標はとても明らかだと思う。ウィリアムズをポイント争い、ミッドフィールドのトップに戻すことだ」とジョージ・ラッセルはコメント。「僕たちは認識されたいし、もっと良い結果を出したいと思っている。最下位を争ってチームメイトを倒しても喜びや栄光はない」「僕とロバートは協力して懸命に仕事をしていく。チームを相応しい場所に戻すことが第一だ。その後、結果がどうなるかを見てみるつもりだ」