ガブリエル・ボルトレトは、2025年F1ラスベガスGPのオープニングコーナーでランス・ストロールと接触したことで、次戦カタールGPで5グリッド降格のペナルティを受けた。キック・ザウバーのドライバーであるボルトレトは、ラスベガスの市街地で行われた50周のレースを18番手からスタートしたが、ターン1の時点で数台のイン側に飛び込み、前方のストロールと接触したことで、良い結果への望みは消えてしまった。
この接触でボルトレトはスピンを喫し、最終的に2周目にリタイアした。一方のストロールは、衝突直後にレースを終えており、このインシデントはレース後に調査対象となった。最終的にスチュワードは、来週末のカタール・グランプリに向けてボルトレトに5グリッド降格と、ライセンスに2点のペナルティポイントを科した。スチュワードは、ボルトレトが「極端に遅くブレーキした」と指摘している。さらにスチュワードは、ボルトレトがリタイアしたためレース中に科すことができなかった10秒ペナルティの代替として、「ガイドラインに従って」このグリッド降格を適用したと付け加えた。「僕のミスだった。自分が持っていたグリップと、自分がコース上のどこにいたかを誤判断したんだ」と、ここ3レース連続でクラッシュしているボルトレトは語った。「スタートがすごく良くて、ウィリアムズのイン側に仕掛けに行った。そしてウィリアムズの左側にマシンを置いたときには、もうブレーキすべきタイミングだった。でも5メートル遅くブレーキしてしまい、コーナーに少し長く入りすぎてしまった」「完全にイン側に入り込んでいたからコーナーを回り切る角度がなかったし、ただ読み違えただけだった。僕のミスだった」ストロールは次のように語った。「こういうことは起きる。レースだ。時々こういうことが起きるし、そういうものだよ」
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