FIA会長のマックス・モズレーは、2010年のF1参戦に関する既存F1チームの要求に屈することはないと主張する。FOTAの9チームは、新しいコンコルド協定に6月12日までに署名し、提案中の予算制限案を破棄し、FOTA独自のコスト制限提案に同意することを条件として、2010年F1へのエントリーを提出した。しかし、マックス・モズレーは、そのような短期間でコンコルド協定はまとまりそうもないと考えており、不満ならば既存F1チームは、独自にチャンピオンシップを立ち上げればよいと語る。
「こんな遅くにコンコルド協定が届き、6月12日までにサインされるわけがない」「現在、我々は対立しているが、誰が正しいかはそのうち分かるだろう。我々は彼らにこう言っている。『自分たちでルールを作りたいなら、自分たちでチャンピオンシップを立ち上げることができるだろう』とね。しかし、我々はF1世界選手権を持っている」「我々はF1世界選手権のためにルールを作る。60年間そうしてきたし、我々はそれを続けるつもりだ」13チーム以上の新チームが2010年エントリーを申請したとされており、既存チームがF1に参戦しなくても、グリッド数は満たされることになる。
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