トゥルーリ・フォーミュラEのチーム存続が協議されている。2015/2016シーズンのフォーミュラE開幕2戦を欠場したトゥルーリ・フォーミュラEチーム。開幕戦では北京の税関で足止めを喰らい、マレーシアではMotomatica JT-01sは必須の安全チェックを通過することができなかった。
フォーミュラEは、開幕2戦を逃したトゥルーリ・フォーミュラEに、除名を含めたペナルティを科すとみられている。次戦は12月19日にウルグアイで開催されるが、フォーミュラEのアレハンロド・アガグCEOは、それまでに状況はアップデートされるだろうと示唆した。「トゥルーリは、開幕からの2戦が不出走となった。北京での車検に間に合わず、プトラジャヤではテクニカル・チェックが通らなかった。またドライバーの1人、サルバドール・デュランとの契約上の問題も浮上した」とアレハンロド・アガグは述べた。アレハンドロ・アガグは、苦戦しているトルゥーリとの間で次にどうするか協議する必要があると語った。「トゥルーリとは話をしている。我々とチームは、将来的にどうするか同意に至るべきであるという意味で同じ立ち位置にいる」「もちろん、誰かがチームを引き継ぐというのも1つのオプションだ。1つの可能性と言える。チームに対し多くの食指がありますので、引き継ぎを探すのはそんなに難しい事ではない。しかし、もしその方向で行くならば、ベストな交代でなければならない」トゥルーリ・フォーミュラEの売却候補としては、すでにブラバム/ドレイソン、あるいはジャガーのような新しい自動車メーカーといった名前が噂されている。