元F1ドライバーのストフェル・バンドーンが、フォーミュラEのシーズン8(2021-22)のチャンピオンを獲得した。8月14日(日)に韓国で最終戦ソウルePrixが行われた。7位以上でチャンピオンが確定するストフェル・バンドーン(メルセデスEQフォーミュラEチーム)は2位でフィニッシュ。フォーミュラEでの4シーズン目で初のチャンピオンを獲得した。
チームタイトルもメルセデスEQ・フォーミュラEチームが獲得。昨年、ニック・デ・フリースがドライバーズタイトルを獲得したメルセデスは、ダブルタイトルを2連覇。メルセデスはマクラーレンにチームを売却し、今シーズン限りでフォーミュラEから撤退が決定しており、最後のシーズンで有終の美を飾った。ストフェル・バンドーンは、2016年に負傷したフェルナンド・アロンソの代役としてマクラーレンでF1デビュー。2017年からフル参戦し、2018年までドライバーを務め、42戦に出場。チームは、マクラーレン・ホンダの低迷期にあり、表彰台やポールポジションといった結果を残すことができず、F1を離れた。2018-2019のシーズン6からフォーミュラEへの参戦を開始したストフェル・バンドーンは、2019年からメルセデスのフォーミミュラEワークスチームのドライバーを務めるとともに、F1チームのリザーブドライバーも務めている。フォーミュラEは、最終戦ソウルePrixで100レース目の節目を迎え、Gen2マシンでの最後のレース。来季は新しいGen3マシンが導入される。
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