フォーミュラEのアレハンロド・アガグ代表は、将来的にF1とフォーミュラEが“協力”する可能性はあると考えている。最近、元F1の最高権威者であるバーニー・エクレストンは、都市部をベースにしてレースを展開するフォーミュラEがF1に脅威をもたらす可能性があると警告している。
「もし、心がそうではないとしても、頭が決心するならば、私はフォーミュラEを選ぶだろう」とバーニー・エクレストンは Blick にコメント。「フォーミュラEには、拡大のためのより多くの機会と商業的な可能性がある」アレハンロド・アガグは、このバーニー・エクレストンの発言に対して「F1はフォーミュラEについて心配する必要はないと思う」と tuttomotoriweb.com にコメント。「我々との間に衝突が起こることは決してないだろう。我々には互換性がある。将来、協力することがあってもいいのではないか?」元F1ドライバーで現在はフォーミュラEに参戦するジェローム・ダンブロシオは、フェラーリでさえ、“どこかの時点”でフォーミュラEを検討することになると予測していると語る。「10年後、15年後、20年後からはわからないけど、クルマは電気になると思う」とジェローム・ダンブロシオは語った。しかし、アレハンロド・アガグは、フェラーリがすぐにフォーミュラEを検討することになるとは思っていないと語る。「私は彼らを招待したが、これまでのところ、その点についてのニュースはない。彼らからは何も聞き取れていないし、関心さえ示していなかった」レッドブル・ホンダのドライバーを務めるマックス・フェルスタッペンは、F1がしばらく電気への誘惑に抵抗してくれることを願うと述べた。10年後の2000回目のF1グランプリはどうなっているかと質問されたマックス・フェルスタッペンは「電気になっていないことを願っている」と語った。