日産自動車は、3月10日(日)に香港で開催される「ABB FIAフォーミュラE選手権」の第5戦、香港ePrixに参戦する。本大会は、フォーミュラEの50大会目となる節目のレースで、今シーズン中に2戦が予定されているアジア地域でのレースの1戦目にあたる。香港ePrixの2週間後には、中国の海南島南端の三亜でレースが開催される。
「私たちはフォーミュラEの通算50戦目となる記念すべき本大会を強力なパフォーマンスを示すことで祝いたいと思っています。新たに追加されたファンブーストやアタックモードと言った革新的なレギュレーションや、一日ですべてを行うコンパクトなレーススケジュールは、レース展開を予測不可能なものにしています。私たちはここまでの4戦で学んだすべてを活かし、香港ePrixでポイント獲得を目指します」と日産グローバルモータースポーツダイレクターであるマイケル・カルカモは語った。「わずか1.86kmと非常に短いコースで開催される香港ePrixは、私たちにとって大きな挑戦です。しかし、私たちはメキシコシティePrixで示した力強いパフォーマンスを香港で再び見せられると確信しています」と日産e.damsチーム監督であるジャンポール・ドリオは述べた。セスチャン・ブエミはフォーミュラEのファンブーストで常に上位にランクインし、過去3レースで追加パワーを獲得した。ファンはハッシュタグ#Fanboostと#sebastienbuemiまたは#oliverrowlandを使ってツイートすることで、応援するドライバーにパワーを与えることができる。香港ePrixは、現地時間3月10日(日)の午前7時30分から始まります。45分(+1周)で争われる決勝レースは、午後4時00分にスタートする予定となっている。セバスチャン・ブエミ「2014年に初めて北京でフォーミュラEに参戦したとき、私はこの選手権がこれほど大きく成長するとは思っていませんでした。そして、私は香港で開催された初めてのレースで優勝しており、非常にいい思い出を持っています。過去2回のレースではトラブルが発生しましたが、香港では素晴らしいパフォーマンスを見せられると確信しています。大変ではありますが、通算50戦目となるフォーミュラEレースに勝利し、日産に初優勝をもたらすことを目標にしています」オリバー・ローランド「私は前戦のメキシコシティePrixで速さを見せることができました。グループ予選でトップタイムを記録し、スーパーポールセッションに進み、素晴らしいスタートを切ることができました。これは私にとって非常に大きな自信になりました。私の次の目標は、レースを最後まで完璧に戦い、大きなポイントを獲得することです。香港ePrixは初めて走るサーキットですが、シミュレーターで着実に準備を進めています。ブエミの豊富な経験からも多くのことを学び、さらに強くなりたいと思っています」