フォースインディアは、セルジオ・ペレスとの契約を延長し、2019年もチームに残留することを発表した。セルジオ・ペレスは、2014年にマクラーレンからフォースインディアに加入。5シーズン目となる今季は53ポイントを獲得してドライバーズ選手権で“ベスト・オブ・ザ・レスト”となる7位につけている。
セルジオ・ペレスは、F1ベルギーGPですでに2019年の契約に合意していたが、F1アメリカGPに先立って18日(木)にフォースインディアへの残留を正式発表した。「ようやく自分の将来を発表できてとても嬉しい。2019年にむけて本当にモチベーションが高まっている」とセルジオ・ペレスはコメント。「2014年からフォースインディアは僕のホームだったし、ドライバーとして成長し、コース上で自分のスキルを示すことができてきた。僕たちは過去5年間で大成功を収めてきたけど、ベストはまだ来ていないと思う。チームが得ている新しい投資は僕に自信を与えてくれているし、将来について本当に興奮している」フォースインディアに加入して以降、セルジオ・ペレスはもっと一貫性のあるパフォーマンスを発揮しているドライバーのひとりであり、今年のアゼルバイジャンGPでの3位を含めて5度の表彰台を獲得。400ポイント近くを稼ぎ、フォースインディアの2016年と2017年の2年連続のコンストラクターズ選手権4位に貢献してきた。また、セルジオ・ペレスは、フォースインディアの行政手続きの開始において重要な役割を果たしており、ローレンス・ストロールのチーム買収へと繋がり、チームの将来は救済された。F1ベルギーGPからチームはレーシングポイント・フォースインディアとして0ポイントから再出発している。フォースインディアのチームプリンシパルを務めるオトマー・サフナウアーは「セルジオが2019年も我々との旅路を続けていくことを嬉しく思っている」とコメント。「過去5年間でセルジオはF1グリッドで最も才能のある一貫したドライバーのひとりとして地位を確立してきた。彼は我々に貴重な安定性を与えてくれたし、チームにとって大きな資産だ。このチームのエキサイティングな新しい章を開始するにあたり、セルジオが今後も我々とレースをすることを喜ばしく思う」現時点でフォースインディアはセルジオ・ペレスのチームメイトを発表していないが、チームオーナーとなったローレンス・ストロールを追って、息子のランス・ストロールがウィリアムズから移籍すると考えられている。