フォース・インディアは、ニコ・ヒュルケンベルグをルノーに引き抜かれたのは“不意打ち”だったと語り、後釜の選定には時間をけていくと述べた。先週14日(金)、フォース・インディアはニコ・ヒュルケンベルグとの契約を今シーズンで解消することを発表。その後、ニコ・ヒュルケンベルグが2017年からルノーと複数年契約を結んだことが発表された。
フォース・インディアは、ニコ・ヒュルケンベルグと2017年の契約を結んでいたが、チーム代表のビジェイ・マリヤはヒュルケンベルグの移籍を妨げなかった。数日前の日本GPの週末には、ニコ・ヒュルケンベルグの移籍は予想されていなかったことだ。ニコ・ヒュルケンベルグの離脱に不意を突かれたかと質問されたフォース・インディアの副チーム代表のボブ・ファーンリーは「そうだね、間違いない」とコメント。「レーダーにそれはなかった。ビジェイが回答しなければならなかったのはそれが理由だ」「我々は非常にプロフェッショナルかつ迅速な方法でそれに対処した。公平に見て、先週、テーブルには何もなかったからね」「今、我々は身体のほこりを払いたい。控えめに言ってもルノーのニコへのアプローチはちょっとしたサプライズだったからね」ボブ・ファーンリーは、ニコ・ヒュルケンベルグのことを“フォース・インディアの忠実で一貫した支持者”だったと称賛したが、“一生にいたくない誰かをキープする”のは間違ったことだと感じたと述べた。「公平かつ適切な方法でそれをした方がずっと良かった。それがフォース・インディア、そして、ビジェイがやってきたことだ」ボブ・ファーンリーは、すでに数名のドライバーが候補に挙がっているが、空席を埋めることを急ぐつもりはないと述べた。フォース・インディアのシートには、マノーに所属するメルセデスジュニアのパスカル・ウェーレインとエステバン・オコン、そして、ルノーのケビン・マグヌッセンとジョリオン・パーマー、ザウバーのフェリペ・ナッセ、ハースのエステバン・グティエレスといった名前が挙げられている。フォース・インディアの状況を評価し、ボブ・ファーンリーは「一歩離れて見ているというが答えだ。我々はビジェイと状況を整理するためにやらなければならないことをやってきた」とコメント。「現在、我々はメキシコGPに先立ち、非常に重要な数週間を過ごしている。商業的なパートナーだけでなく、チェコ(セルジオ・ペレス)にも我々が大きくコミットしている場所だ」「私にとって、今後数週間で損なわれるものは何もない。メキシコが終わり、英国に戻ったら、我々はビジェイと座り、検討していくことができる」「素早く決定する必要はないし、この段階でもその必要はない。最終的にはビジェイが決断することであり、そのプロセスは我々がメキシコから戻ったあとに開始される」「2つ目のシートのプロセスは待つことができる。我々はやる必要のあることをやってきた。今はオースティンとメキシコでやらなければならないことに集中している」