フォース・インディアは、オーストリアで開催されたインシーズンテストに“Bスペック”カーを持ち込んだ。フォース・インディアのBスペックカーは、5月中旬のF1スペインGP直後に1回目のクラッシュテストに不合格となっていたが、モナコGP後の2回目の試みでテストをクリアしていた。最も顕著な違いは、新しいノーズ。“鼻の穴”のような2つの大きなインテークを備えている。
テスト初日では、GP3レーサーのエステバン・オコンが、トップタイムを記録したパスカル・ウェーレイン(メルセデス)からコンマ2秒の2番手タイムを記録した。当初は、F1オーストリアGPでデビュー予定だったBスペックカーだが、フォース・インディアは、ホームグランプリとなるF1イギリスGPで投入する準備を整えている。フォース・インディアの副チーム代表を務めるボブ・ファーンリーはBスペックカーについて「フロントウィング、ノーズ、リアウイングピラーといった重要なエリアだ」と説明。「最終パッケージは、新しいフロアやノーズ、そして全てに適合するためのモノコックのデザイン変更を含んでいる。我々は数週間前に全てのクラッシュテストを終えた」チーフエンジナのトム・マカルーは、改良されたパッケージの多くの面がオーストリアテストに向けて順調に準備が進んでいると以前に述べていた。「新しいパッケージを本当に楽しみにしている」とトム・マカルーはコメント。「それはかなり異なっている。現在とシルバーストンでのレースの間で多くのパーツが変更になる。我々は、ここのテストでそれらの相当な数を評価している」「我々が目にしている数字はかなり励みになっている」
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