フォース・インディアは13日、エイドリアン・スーティルとジャンカルロ・フィジケラの残留を発表。2009年シーズンのドライバー・ラインアップに関する噂に終止符を打った。チームはまた、F1における2シーズン目を「完全なドライバーの継続」されるために、ヴィタントニオ・リウッツィが公式テスト&リザーブドライバーとして残留することを発表した。
今週、チーム代表のビジェイ・マリヤは、ドライバーラインアップを決めていないと述べたことで、2009年のフォース・インディアのドライバー問題が再燃していた。ビジェイ・マリヤは10月に、両ドライバーを2009年も継続する予定だと語っていたが、11月にフォース・インディアはマクラーレンと新たに技術提携を発表。マクラーレンと同じエンジン、ギアボックス、油圧系を使うことで、状況が変わったと述べていた。「レースシートに関しては何も最終決定されていない。この件をマクラーレンと話し合って、適切な時期に決定を下したい」しかし、問題は解決され、ビジェイ・マリヤはフィジケラとスーティルの残留に満足していると語る。「来年はこのチームにとって大きなチャンスになると確信している。マクラーレンおよびメルセデスと新たに技術パートナーシップを結び、ダイナミックな新しい管理体制と、グリッドで最も堅実なドライバーラインナップのひとつを有している」「この件に関しては、新パートナーの洞察やアドバイスを歓迎したが、今の市場で手に入る才能に基づき、我々が全面的に選んだ。ジャンカルロ、エイドリアン、トニオは経験と野心のバランスがとれており、継続性がある」