ジャンカルロ・フィジケラは、フルタイムのレースドライバーとして来シーズンもチームに残る意思がないことを明言した。残り5レースで負傷したフェリペ・マッサの代役を務めることになったジャンカルロ・フィジエラは、来年もリザーブドライバーとしてフェラーリに残る予定となっており、マッサに会えることを楽しみにしている。「電話でマッサと話をしたけれど、彼はとても喜んでいたし、僕が正しい選択をしたと言ってくれた」
「僕は、彼の事故は本当に残念だったし、早くよくなってほしいと伝えた。それから、このマシンに乗りたくなったらいつでもどうぞ。これは君のマシンなんだから。僕は君と同じくらいの結果が出せたらいいと思っているとも話した」「僕は1996年ミナルディでキャリアをスタートさせた。それからほぼ14年、フェラーリで走るという夢をあきらめかけていた。だから今は幸せと誇りでいっぱいなんだ」