FIA(国際自動車連盟)は2026年のF1シーズンに向けてテスト計画を大幅に増加することを確認した。近年のシーズンでは、プレシーズンテストはシーズン最初の公式レース週末のわずか3日間で行われた。しかし、新しい空力およびパワーユニットのレギュレーションが、ここ数年の歴史の中で最大のルール変更の1つとして、ちょうど1年後に導入される。
その結果、FIAは「2026年のプレシーズンテストは、新しいパワーユニットレギュレーションがもたらす課題を認識し、3日間のテストを3回実施する」と発表した。テストの場所はまだ確定していないが、F1は過去2シーズンはバーレーンでテストを実施しており、また、2022年に最後の大きなレギュレーション変更が行われた際にはバルセロナでもテストが行われた。また、FIAは技術規則の改正についても確認し、「パフォーマンス、空力特性、安全性の分野における改正が、最新の規則に盛り込まれている。これには、ここ数か月にわたってチームとFIAが共同で取り組んできた、予想される空力性能の向上が含まれる」と述べた。一方、財務規制は「現在の規制枠組みの進化形となる」とFIAは強調し、「2026年の規制の目的は、スポーツの公平性と財政の持続可能性の間の競争上のバランスを提供することだ」としている。すべてのアップデートは、10月17日木曜日の世界モータースポーツ評議会の会議で発表される予定である。
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