FIAは、予選セッションでライバルの走行を妨げるスロー走行のクルマを排除するために、2011年からインラップ、アウトラップに最大タイムを導入することを発表した。「直ちに施行される規約として、必要以上に遅く、常軌を逸したクルマ、もしくは他のドライバーに対して潜在的に危険だと思われるクルマはスチュワードに報告されることになる」「これは、クルマがトラック上、ピットエントリー、ピットレーンを走行しているかどうかに関係なく適用される」
「レースのためにピット出口がオープンになった際、予選もしくはレコノサンスラップのインラップでクルマが必要以上に遅い走行をしないように、ドライバーはピット出口のあとのセーフティカーラインとピットエントリー前のセーフティカーラインの間でFIAが設定した最大タイムを守らなければならない」「最大タイムは、各イベントのプラクティス初日前にレースディレクターによって決定される。しかし、必要に応じてイベント中に改められることもある」