F1は、2023年の2つのグランプリの予選でセグメントごとに使用するタイヤを指定することをトライアルする。F1は予選セッションのレギュレーションを改訂。修正されたフォーマットでは、各セグメントの終わりに敗退するドライバーの数や3部構成の予選セッションの構造に関して変更はない。
ただし、2つのグランプリで既存のフォーマットは変更され、ドライバーはセッションの各セグメントで特定のタイヤコンパウンドを走らせる必要がある。Q1ではハードタイヤのみが許可され、Q2ではミディアムタイヤのみが許可される。その後、ドライバーはポールポジションのトップ10シュートアウトとなるQ3ではソフトタイヤのみで走行することが許可される。予選セッションがウェットと宣言された場合、その指定は解除される。また、修正された予選フォーマットが試用される2つのグランプリ週末では、ドライバーごとにタイヤ割り当てが13セットから11セットに削減される。11セットの振り分けは、ハードが3セット、ミディアムとソフトが4セットとなる。13セットの現在のフォーマットでは、ドライバーにはハードが2セット、ミディアムが3セット、ソフトが8セット割り当てられている。微調整されたフォーマットは4月にF1コミッションによって提案され、水曜日の世界モータースポーツ評議会の会議でFIA(国際自動車連盟)によって承認された。