FIA会長のジャン・トッドは、元フェラーリのエンジンチーフだったジル・シモンが、新エネルギーと環境に優しいテクノロジーを調査するためにFIAに加入することを明らかにした。ジェン・トッドは、すでにジル・シモンが、FIA内で環境と新エネルギーに目を向ける新しいワーキンググループに深く関与していることを明らかにした。ジル・シモンは10月にフェラーリを離脱した。
ジャン・トッドは、F1が環境面で十分ではないと考えており、ジル・シモンが状況を改善するために作業をすることに期待している。「我々は、新技術によって環境を熟考しなければならない。時代に適応し、新たな規則を作ってでもモータースポーツの本質を再考しなければならない」とジャン・トッドはフランスのLe Figaro紙にコメント。「KERSを諦めたあとの我々は、来年、何も革新的なことを成し遂げない。それについては申し訳なく思っている。したがって、ワーキング・グループを作ることに決めた。元フェラーリのエンジンチーフであるジル・シモンがこの状況でFIAに加わることになる」