2016年 第2戦 F1バーレーンGPでは、開幕戦で採用された分刻みでノックアウトされていく新予選ルールが継続されることになった。F1オーストラリアGPで初めて実施された新予選ルールには非難が殺到し、F1チーム代表は2戦目のF1バーレーンGPでそれを撤廃することに同意していた。しかし、24日(木)に行われたF1ストラテジーグループのミーティングで、ルール変更に必要な満場一致の合意が得られなかった。
一部では、Q1とQ2は新しいライブ方式を採用し、Q3は2昨年までのルールに戻すというハイブリッド方式が提案されていた。その修正案を支持していたバーニー・エクレストンは、予選方式についてはバーレーンでもう一度実施してから再考することになると述べた。「結論は、今のままということだと考えている」とバーニー・エクレストンは Reuters に述べた。「バーレーン後に改めて考えることになろう」この知らせは、F1ドライバーが、F1の意思決定プロセスが“時代遅れ”で“構造に欠陥がある”と批判し、“このスポーツに悪い影響を与えている”との公開書簡を発表した1日後に届いた。F1の意志決定者たちはまたも有効な変化に失敗したことになる。この書簡に返信したバーニー・エクレストンは、F1ドライバーたちの考えに同意し、解決策を提案するよう呼び掛けている。
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