FIAは、ダニエル・リカルドの失格処分へのレッドブルの異議申し立てに対する公聴会を4月14日(月)に開催することを発表した。F1オーストラリアGPで、ダニエル・リカルドは2位でフィニッシュしていたが、レース後、マシンの燃料流量が毎時100kgの規定を超えていたとして失格処分を下された。
レッドブルは、フリー走行と予選で使用したFIA提供の燃料センサーに一貫性がなかったことを理由に予選後に独自のセンサーに交換しているが、レギュレーション違反になるような行為は一切なかったとして木曜日に正式に異議申し立てを行った。だが、FIAはレッドブルに限らず、メルセデスを含む他チームに対しても、各自のデータが規則に従った燃料流量を示している可能性があるにせよ指定のセンサーを再調整し、それに従う必要があると警告していた。公聴会は4月14日(月)午前9時30分からフランスの国際控訴裁判所で行われる。FIAは「公聴会後、できるだけ早く」結果を公表すると述べており、その後、F1オーストラリアGPの結果が正式に決定される。