F1チームは、2014年に最低2回のピットストップを義務化するとの提案を却下した。FIAのジャン・トッド会長とバーニー・エクレストンがアブダビGPでこの案について話し合いを行っており、イギリスGPで起こったタイヤトラブルを避けたいピレリもこれに同調していた。提案は、レース中に2回のピットストップを義務付けに加え、各タイヤのレース距離を制限。プライムタイヤでレース距離の50%以上、オプションタイヤで30%以上は使用できなくするというアイデアだった。
しかし、9日に行われたF1戦略グループとF1委員会の会議では、戦略の制限とレースシナリオの類似を懸念するF1チーム側から同意を得られなかった。バーニー・エクレストンは、ピレリが優れた仕事をしていると主張した。「ピレリは、我々のために素晴らしい仕事をしてくれた」とエクレストンはコメント。「私は彼らにレースを通して長持ちするタイヤはいらないと話した。どれくらい持つかは誰にもわからないタイヤがほしいとね。それにくわえて来年はエンジンも新しくなる」
全文を読む