F1は、2015年から予算キャップが導入される。予算キャップは、F1戦略グループとF1委員会の会議で同意され、予算キャップの規約を確定させるためにワーキンググループが設立される。ワーキンググループには、F1チームのメンバーだけでなく、FIAの代表と商業権保有者も含まれ、2014年6月末までに規約を確定させるというタスクが科せられる。
以前に提案された予算キャップには、マーケティング費用とドライバーの給与が免除されていたが、新たな予算キャップがどのように構築されるかは現状では明らかになっていない。2010年、当時のFIA会長マックス・モズレーは、3000万ユーロ(当時で約33億8,600万円)の予算キャップを導入しようとしており、後にそれは4000万ユーロ(当時で約45億1,500万円)まで引き上げられたが、F1チームの反対があり、実現しなかった。