FIAは、2014年のF1世界選手権からドライバーの固定ナンバーを実施することを発表した。固定ナンバー制の導入は、9日(月)のF1戦略グループ会議で議題に挙げられ、グループとF1委員会で承認された。FIAは先週開催された世界モータースポーツ評議会で、F1戦略グループとF1委員会に規約変更の変幻を与えており、固定ナンバーは2014年前に導入されることになる。
カーナンバー1は、ワールドチャンピオンのために空けられ、チャンピオンを獲得したドライバーは、#1を使うかどうかを選ばなければならない。それ以外のドライバーは#2〜#99の間で自分のレースナンバーを選ぶことが求められる。2名以上のドライバーが同じレースナンバーを選んだ場合、前年のチャンピオンシップの順位で優先権が与えられる。したがって、2014年はセバスチャン・ベッテルがカーナンバー1を付ける選択権があり、フェルナンド・アロンソに第2の選択権が与えられることになる。固定ナンバーは、MotoGPで使用されており、例えばバレンティーノ・ロッシは、チャンピオンになった際も“1”ではなく、マイナンバーである“46”にこだわってきた。インディカーなどのアメリカのモータースポーツでは、ドライバーではなく、むしろチームが固定ナンバーを使用している。 関連:2014年 F1ドライバー&固定ナンバー:FIAエントリーリスト
全文を読む