FIAは、2014年から導入が予定されている1.6リッター V6エンジンのサウンドは既存のパワーユニットのサウンドを「表現できる」と主張している。当初、2013年から1.6リッター 4気筒エンジンを導入する計画だったが、バーニー・エクレストンとレースプロモーターは、そのサウンドがレースのスペクタクルを低下させるとして反対。代わりに2014年からレブリミットを1万5000回転としたV6ターボエンジンを導入することに変更となった。
レースプロモーターは、エンジンサウンドが十分な迫力でなければF1に代わってインディカーを開催すると警告したが、FIAはサウンドについては懸念がないと述べた。また、FIAは30日(木)に発表したQ&Aのなかで、レブリミットを1万5000回転まで引き上げたことを明らかにした。「エンジニアにパワーとエネルギー管理においてより多くの柔軟性を与えられるように、1万2000回転から1万5000回転までそのパラメーターはアップデートされた」「新しい構造(V6)とレブリミットの変更の結果として、エンジンは異なるサウンドになるが、それでもF1に相応しいものになる」