フェラーリは、F1ハンガリーGPの決勝レースで、フェルナンド・アロンソが2位、フェリペ・マッサは4位だった。フェルナンド・アロンソ (2位)「とても重要な結果だ。運によるものが大きいけど、初めてか少なくとも部分的には運がむいてきた。スタートはうまくいった。まず最初にウェバーをなんとか追い抜くことができたし、そのあと1コーナーに向けてベッテルと並ぶことができたけど、オーバーテイクすることはできなかった。そのあと、トップについていくスピードはなかったので、主にポジションを守ることを考えなければならなかった」
「セーフティカーが入ったとき、いくつか緊迫した瞬間があった。ミスをせず、制限速度を守ることが不可欠だった。そのあと、30周にわたるベッテルとの戦いは簡単ではなかった。彼のクルマは間違いなく僕のクルマより速かったけど、幸運にもこのトラックは1コーナーを除いてはオーバーテイクをする場所がほとんどない。タイトルを争うチャンスを望むには、僕たちはクルマを改善させなければならない。ここではレッドブルをやっつけることはできなかったし、今日マクラーレンは苦しんでいたけど、彼のクルマに適したロングストレートのあるスパやモンツァでは再びとても強いだろう。僕たちはベルギーでいくつかアップデートを予定している。それらがギャップを縮めてくれることを期待している。できる限り最高の方法でこの非常にタフな7月を乗り切ることが重要だ。夏休みはちょうどいいときにやってくるね。5人のドライバーが20ポイントの範囲内にいるので、チャンピオンシップ後半はとても興味深くなるだろうね」フェリペ・マッサ (4位)「このグランプリでは最高の結果だし、それを事故の1年後に出せたことを嬉しく思っている。全体的に見て、これはポジティブな結果だ。スタートではあまりグリップがなかったけど、僕はトラックの汚れた側なので予想はしていた。今日は、本当に速かったライバルにたして、最大限のことをできたと思う。レースがセーフティカー下にあったときにピットインするという決断は正しかったと思う。僕たちにはウェバーと同じようにソフトタイヤであんなに長くステイアウトすることはできなかった。ダブルピットストップによって、ハミルトンに順位を奪われたのは事実だけど、そのあと今回に限っては運が味方してくれたし、順位を取り戻すことができた。僕たちは、一週間前のホッケンハイムとシーズン開幕戦のバーレーンでは最速だったけど、それ以外では、レッドブルが常に最強だった。僕たちは上位に追い付くために開発面をプッシュし続けなければならない。4週間後のスパでは、彼らと比較してどこにいるかわかるだろう。僕のチャンピオンシップは、ここで終わったわけではない。僕にとっては非常に特別な一週間だったし、僕とチームにとってポジティブな週末だった」関連:F1ハンガリーGP:優勝はマーク・ウェバー、小林可夢偉は9位入賞