フェラーリは、チームオーダー疑惑についてFIAから10万ドルの罰金を科せられたが、この裁定について上訴はしないことを明らかにした。F1ドイツGPの決勝レースで、フェラーリはF1で禁止されているチームオーダーを発令したとして、FIAから10万ドルの罰金を科せられた。また、この問題は世界モータースポーツ評議会へ委ねられ、フェラーリにはさらなる裁定が科せられる可能性がある。
しかし、フェラーリはチームオーダーを明確に否定しており、フェリペ・マッサへの無線は、単にレース状況を伝えただけだとしている。フェラーリのチーム代表は、スチュワードの決定を上訴しない方針だと述べた。「まずなにより、今回素晴らしい結果を残したチームを祝福したい。我々は、すでにここ最近の数レースでマシンのパフォーマンスレベルを向上させてきたし、最終的に今日はそれらが成果となった」「レース後のスチュワードの決定に関して、我々はこのスポーツのおいて世界モータースポーツ評議会が、この事実を総合的に正しい評価しているくれると確信しており、上訴の手続きを行わないことに決定した」関連:・フェラーリに10万ドルの罰金&世界モータースポーツ評議会で聴取・フェラーリ、露骨なチームオーダーを発令