フレデリック・バスールは、フェラーリF1のチーム代表としてプライベートテストの現場に登場した。昨年までアルファロメオF1のチーム代表を務めていたフレデリック・バスールは、昨年末に辞表を提出したマッティア・ビノットの後任として1月9日らフェラーリのF1チーム代表としての仕事をスタート。
数週間前からマラネロでスクーデリア・フェラーリのクルーたちと親交を深め、チーム指揮官としての初シーズンに向けて徹底的に準備を進めてきた。今週、フェラーリはフィオラノで3日間の伝統的な「ウェイクアップ」テストを実施。火曜日はロバート・シュワルツマンが2021年のSF21に乗り込み、水曜日はカルロス・サインツが走行を行った。シャルル・ルクレールがマシンに乗り込んだ木曜日、フレデリック・バスールはかつての弟子を訪ね、フェラーリのクルーたちと時間を過ごす機会を得た。マティア・ビノットの後継者は、チームのパフォーマンスレベルを維持しながら、一貫性と信頼性を強く植え付けるという仕事を担っている。フェラーリは2月14日(火)にまだ名前が明かされていない2023年F1マシンを発表。エンジン側で30馬力アップを果たしたとされ、プロジェクト『675』として開発されているマシンは、シミュレーターでF1-75と比較して1秒のタイムアップを成し遂げているとも報じられている。
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