スクーデリア・フェラーリは、F1オーストリアグランプルの週末、F1-75の側面にスクーデリアのオリジナルの“跳ね馬”のエンブレムを飾り、記章の初登場から90周年を祝った。フェラーリの有名なシンボルは、第一次世界大戦の伝説的な人物、イタリアの戦闘機パイロットであるフランチェスコ・バラッカが原典。彼は、所属していたピエモンテレアーレカヴァレリアの戦闘機をバラッカ家の家紋である「跳ね馬」で飾った。
バラッカの母親はかつてエンツォ・フェラーリと会い、1918年に戦闘で亡くなったバラッカへのオマージュとして自分の車を跳ね馬を掲載することをチームオーナーに提案した。エンツォ・フェラーリは、そのシンボルを受け取り、故郷のモデナの旗のカナリアイエローの色と組み合わせた。世界で最もすぐに認識できるブランドロゴの1つとなるスクーデリアの車の際立ったマークである跳ね馬のエンブレムは、イタリアチームが優勝した1932年のスパ24時間イベントでフェラーリチームのアルファロメオ8C2300MMに初登場した。イタリアの空で生まれた象徴的なエンブレムは、世界のレーストラックでその輝かしい名声を獲得した。F1オーストリアグランプリでは、オリジナルの“跳ね馬”を掲載したF1-75で、スクーデリア・フェラーリのシャルル・ルクレールが今季3勝目を挙げた。
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