フェラーリF1は、イタリアでの新型コロナウイルス拡大を受けて、対策を施すことを決定した。過去数日間にわたって、イタリアでの新型コロナウイルスの感染が拡大。その結果、地方当局は、フェラーリにマラネロとモデナの博物館を閉鎖するよう要請したと Gazzetta dello Sport has reported は報道。
それだけでなく、フェラーリは、新型コロナウイルスの影響を最も受けたイタリアの地域に居住、もしくはその場所を訪れた従業員に対してファクトリーへの制限を設けた。また、最も重要ではないビジナス会議、ファクトリーツアも中断されている。フェラーリはまた、3月のF1オーストラリアGPで2020年のF1世界選手権がスタートする際、遠隔地での作業と渡航の制限を真剣に検討していると考えられている。すでにマクラーレンは、過去2週間に中国を訪れた場合、バルセロナでの1回目のプレシーズンテストで施設に入ることを禁止してた。新型コロナウイルスによってすでに4月19日に開催予定だったF1中国GPの延期が決定しており、4月5日のF1ベトナムGPの開催も疑われている。F1中国GPの代替候補として、イタリアのイモラとムジェロが名乗りを挙げていたが、イタリア国内での感染拡大を考えれば、現実的ではないかもしれない。
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