フェラーリのCEOを務めるルイ・カミレッリは、今年初めにジョン・エルカン会長とルイス・ハミルトンとの間で行われた面談は“大袈裟に騒がれ過ぎ”だと語った。最終戦F1アブダビGPの週末、ルイス・ハミルトンとフェラーリのジョン・エルカン会長が2019年に2度の面談を行ったと報じられ、ハミルトンもその事実を認めたことから、2021年にハミルトンがフェラーリに移籍するとの推測が広まった。
しかし、ルイ・カミレッチは、フェラーリ恒例のメディアとのクリスマスランチの場で、面談は社交的なイベントの場で行われたとして、その重要性を軽視した。「明らかに社交的なイベントだった。やや大袈裟に騒がれ過ぎているが、社交的なイベントだった。彼らは何人か共通の友人がいる」ルイス・ハミルトンを取り巻く憶測は、セバスチャン・ベッテルが2020年以降にフェラーリとの契約を延長する可能性が低いことも拍車をかけている。「1人のドライバー(シャルル・ルクレール)は長期契約を結んでおり、もう一人のドライバーの契約が2020年末に失効するのは事実だ」と語るルイ・カミレッリは、自分はルイス・ハミルトンと会ったことはないと語る。「特にルイス、そして、他のドライバーが我々のチームに参加したいと思ってくれることは非常に光栄に思っているが、今日何かを決めるのは時期尚早だ」