元F1ワールドチャンピオンのアラン・プロストが、フェラーリが2020年に難しいドライバー問題を抱えることになるだろうと考えている。4度のF1ワールドチャンピオンであるアラン・プロストは、F1で2シーズン目のシャルル・ルクレールがフェラーリで”印象的な成熟”を見せており、すでにF1で“大スター”と呼びにふさわしいドライバーに成長していると語る。
「フェラーリのようなこれまで若手ドライバーを起用したことがなかったチームで、彼は非常に短い期間で順応し、ほぼナンバー1ステータスを得られる。フェラーリにとって初めてのことだ」とアラン・プロストは RMC Sport にコメント。「時には困があったしても、あのようなプレッシャーに耐える力があるかどうかはよくわからないものだ。だが、非常に素晴らしい成熟度を示している」アラン・プロストは、4度のF1ワールドチャンピオンであるセバスチャン・ベッテルとシャルル・ルクレールのライバル関係は今後エステカレートしていく可能性があると警告する。「マネジメントにとっては複雑な状況だ」とアラン・プロストは語る。「経験があるベッテルがチーム内のナンバー1だと考えられていたし、それを管理するのは大変だ。特に来年は難しくなる思っている」「来年、フェラーリが強いと思っている。そして、彼らはシャルルとセバスチャンの争いに対応していかなくてはならなくなるだろう。もしクルマが優れていて、2人ともタイトル争いに絡むことになれば、それがメルセデスにチャンスを与えることになるかもしれない」