フェラーリのF1チーム代表を務めるマッティア・ビノットは、今週パリで開催れる会議はF1にとって非常に難しいものになると示唆した。10月16(水)、全10チームはパリにあるFIAの本部に集合し、2021年のレギュレーション変更案についてFIAおよびリバティ・メディアと話し合いを行う。
すでに新レギュレーションの決定の最終期限は10月31日に定められており、今週の会議が合意に向けた最後の機会となる。しかし、先週末の鈴鹿では、現10チームのうち4チームしか提案されたレギュレーションにサインアップする意思がないことが明らかになっている。反対勢力のひとつはフェラーリだ。フェラーリはF1のルール変更について論争となっている“拒否権”を有している。鈴鹿サーキットで反対している6チームについて質問されたマッティア・ビノットは「それは今のレースとは関係ないし、非常に長い話になるだろう。議論の余地が問題が残っているとだけ言っておこう」とコメント。「我々はスポーツの本質を保たなければならない。チームが相応しい報酬を受けて取るというね。これはF1であり、単なるショーではない」「我々にはかなり長い質問リストがある。だが、今は詳細について述べるべきではないと思っている」
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