フェラーリでエンジニアを務めるジョック・クリアは、2019年にシャルル・ルクレールを昇格させるという“勇敢”な決定を管理するためにフェラーリは“準備が整っている”必要があると語る。フェラーリのジュニアドライバーであるシャルル・ルクレール(21歳)は、2019年にキミ・ライコネンに代わってフェラーリに昇格。跳ね馬史上、2番目に若いF1ドライバーとなる。
今シーズン、ザウバーでF1デビューを果たしたばかりのシャルル・ルクレールだが、今季は9回の入賞で33ポイントを獲得する活躍を見せており、来年はフェラーリで4度のF1ワールドチャンピオンであるセバスチャン・ベッテルのチームメイトを務める。「多くの人々のコメントのひとつは『彼は準備はできているのか?』だった。我々も準備ができていなければならない」とジョック・クリアはコメント。「フェラーリはこのステップを踏む準備ができていなければならない。フェラーリが踏んだ勇敢なステップであり、我々全員がそのステップを踏むことを意思があるので満足している」「だが、我々は彼にチャンスを与え、正しい方法で彼をサポートする準備ができていなければならない」「我々は非常にポジティブな方法でそれを管理する必要があるし、シャルルの側だけでなく、ベッテルの側だけでなく、チーム全体が成長していく必要がある」シャルル・ルクレールは、F1ブラジルGPでメルセデス、レッドブル、フェラーリに次ぐ、“ベスト・オブ・ザ・レスト”でフィニッシュしており、この5戦で2度の“Bクラス優勝”を果たしている。複数のワールドチャンピオンと仕事をしてきたジョック・クリアは、フェラーリのシャルル・ルクレールのマネジメントにおいて重要な役割を果たすことになり、レースエンジニアを務める可能性もある。ジョック・クリアは、フェラーリはシャルル・ルクレールの加入に“非常に興奮”しており、今年の彼のパフォーマンスに感銘を受けているが、上位でレースをすることに適応するのは新しいチャレンジとなるだろうと語る。「我々は長い間シャルルのことを知っている。アカデミ時代から過去数年間にわたって彼と関係を築いているし、彼は我々にとってまったく未知なドライバーというわけではない。完全にブラインドで臨むわけではない」とジョック・クリアはコメント。「F1での初年度に彼が素晴らしいポテンシャルを示したのは明らかであり、いくつか素晴らしいレースをしている。誰もがその見通しに興奮していると思う」「彼がどのようなプレッシャーを受けるかは誰も知っているし、上位でレースをすることは彼にとって非常に異なる見通しになるだろう。だが、それは我々にとってもチャレンジだ」
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