フェラーリは、キミ・ライコネンを戦略面で冷遇しているのは明らかであり、見え透いた“ナンバー2”ドライバーポリシーを続けるべきではないと La Gazzetta dello Sport の記者ピーノ・アリエヴィは批判している。ピーノ・アリエヴィは、2018年ここまでのグランプリでフェラーリがキミ・ライコネンを単なる担保として使用しているのは明らかだと述べた。
「ピットストップに関して、フェラーリはボッダスを減速させ、ベッテルを促進するためにライコネンを“使用した”」とピーノ・アリエヴィはF1中国GPに言及。2018年のキミ・ライコネンに対するフェラーリの戦略は特にひどいと述べた。「我々は何年間もライコネンを批判してきた。だが、2018年序盤の彼は異なるスピリットを示しているし、チャンピオンを思い起こさせる。フェラーリもそれに気づくべきだ」「その代りにキミは戦略によって不利益をもたらされ、チームに単なるベッテルのサポートとして見なされている。ドライバーの士気とパフォーマンスに影響を及ぼすだけどのミスだ」もう一人のイタリア人ジャーナリストのアンドレア・クレモネシも「ライコネンをあのように扱っているフェラーリがどれくらい長く調和を維持できるのか疑問だ」とコメント。しかし、キミ・ライコネン自身は事を荒立てるつもりはないようだ。フェラーリのレース戦略について質問されたキミ・ライコネンは「僕にはわからない」とコメント。「レースは問題ないと思う」
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