キミ・ライコネンのレースエンジニアを務めていたデイブ・グリーンウッドが、2018年シーズンに先立ってフェラーリを離れることになった。マルシャでチーフエンジニアを務めたデイブ・グリーンウッドは、2015年にフェラーリに加入し、3年間、キミ・ライコネンのレースエンジニアを務めてきた。デイブ・グリーンウッドは“個人的な理由”でフェラーリを離れて英国に戻る。そこでマノーのWECプロジェクトに参加すると見られている。
マノーWECは、2018/19年の“スーパーシーズン”にジネッタの新しいプロトタイプでプライベーターとしてLMP1クラスにステップアップする。フェラーリはまだデイブ・グリーンウッドの後任を発表していないが、今後数週間で決定すると予想される。その他にもフェラーリには人事異動があり、ピットウォールでオペレーションチーフを務めていたディエゴ・イオヴァーノは、レースには帯同せず、ファクトリー勤務となる。後任が置かれるか、彼の役割がトラックのエンジニア間に振り分けられるかまだ不明だが、1つのオプションとして、ジョック・クリアがレース活動の責任者としてそれらの役割の一部を担うと考えられている。2月26日からスタートするプレシーズンまでの今後数週間でさらなる組織変更が予想されている。フェラーリは、2月22日にオンラインで2018年F1マシンを発表。新車は昨年12月にすでにFIAの静的および前面クラッシュテストに合格したと報じられている。