フェラーリは、F1スペインGPに新しいディフューザーを持ち込んだ。各F1チームが例年アップグレードを持ち込むヨーロッパラウンドの開幕戦スペインGP。これまで目立った開発を入れてこなかったフェラーリだが、ダブルディフューザーを含む、多くのアップグレードをバルセロナに持ち込んだ。フェラーリの新型ディフューザーは、地味ではあるが上部に開口部が設けられており、これまでと比べて中央部が大きく広げられている。
フェラーリ ダブルディフューザー 画像 左が新ディフューザー、右が旧ディフューザー今回フェラーリは、ダブルディフューザーの他にも、エンジンカバーやサイドポンツーンの形状を変更。フロントウイングも新たな形状のものを持ち込んでいる。しかし、見た目は噂されたF60Bと言うほどの大きな変化はみられていない。またライコネンのシャシーは、軽量化がなされた279番が持ち込まれている。