マレーシアGPでのレースを台無しにしたキミ・ライコネンのタイヤ選択には、ミハエル・シューマッハが関与していたという。天気予報に基づいていたとはいえ、ほぼドライの状況でライコネンにレインタイヤを履かせた送り出したフェラーリのピット戦略は、傍目にも無謀なギャンブルにみえた。ブラウンGPのサードドライバーであるアレキサンダー・ブルツは「カジノでひとつの数字に賭けるようなものだ」とフェラーリの作戦を表現。
そして、その作戦にはミハエル・シューマッハが関与していたと報じられている。ミハエル・シューマッハは「答えたくない。チーム内の問題だ」とコメントを拒否。フェリペ・マッサは「ミハエルとは関係ない」と述べている。開幕戦メルボルンに続いてノーポイントに終わったあと、チーム代表のステファノ・ドメニカリはフェラーリに「意識改革」が必要だ危機感をあらわにした。