フェラーリは、F1カナダGPの予選で、セバスチャン・ベッテルが3番手、キミ・ライコネンが6番手だった。セバスチャン・ベッテル (3番手)「フリー走行3回目の後は、ポールポジションについて考えていたし、それは可能だと思っていた。一日を通してクルマの感触は素晴らしかったし、一晩かけて前進を果たしたと思う。予選の最後のラップにはとても満足してるし、かなりの接戦になることはわかっていた。残念ながら、十分に近づけなかったし、完全にパーフェクトではなかった」
「ターン10の立ち上がりでちょっとタイムを失ってしまったかもしれない。ちょっと早くパワーをかけすぎて、トラクションが妥協を強いられてしまったかもしれない。それによっておそらくストレートにむけて勢いを失ってしまった。どれくらいかはわからないし、後で調べてみるけど、おそらくコンマ5秒くらいは失ったと思うし、全体的にもっとうまくやれたはずだ。僕たち全員が今日は何か凄いことを達成できるかもしれないと感じていたと思う。ほんの少しのところでそれを逃してしまったので、明日に期待している。まったく問題は発生しなかったし、僕たちが集中してきた過去2レースで抱えていたトラブルも出なかった。本部の人たちは僕たちがトラックにいる時にできる限りアシストしようと本当に良い仕事をしてくれた。今日はクルマの本来のパフォーマンスを見せられたはずだ。ここではどんなことも可能だし、いろいろなことが起きるサーキットだ。明日の天気予報もかなりトリッキーなので、見てみよう。走っていて本当に楽しい場所だし、人々はアウトラップでも手を振ってF1を歓迎してくれる。だから、明日は楽しんで、良い結果を出したい」 キミ・ライコネン (6番手)「昨日の夜から僕たちは素晴らしい仕事をしたし、クルマの挙動をかなり改善させたけど、それでも今日は望んでいた位置にクルマを持っていくのが簡単ではなかった。気象状況によって忙しい予選セッションだったし、自分のドライビングにはあまり満足していない。あちこちで問題があったし、ターン10でフロントを入れるのにずっと苦しんでいて、ラップをまとめるのが難しかった。ここまでは簡単な週末ではなかったし、6番手でフィニッシュしたた、やらなければならない仕事はまだあるけど、明日のレースではクルマがもっと良くなると確信している」関連:F1カナダGP 予選:ルイス・ハミルトンがポールポジション
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